祝辞

平成29年度 第17回教育研究助成賞

静岡県教育委員長 木 苗 直 秀   

  平成29年度第17回はごろも教育研究助成賞授与式にあたりまして、一言お礼とお祝いを申し上げます。

 本県における教育研究と高揚と充実を図り、青少年の健全育成に寄与することを目的とした公益財団法人「はごろも教育研究奨励会」様におかれましては、本県教育に多大なる御理解と御支援をいただいております。まずもって厚くお礼を申し上げます。ありがとうございます。

 「はごろも教育研究奨励会」様には、この助成賞及び2月に授与式を行う奨励賞をはじめとして、「はごろも『夢』講演会」「教職員の海外交流支援派遣事業」「食育・施設等拡充・教育関連事業」等、本県の教育を様々な面から支えていただいており、誠にありがたく、そして心強く感じているところであります。

 助成賞を授与された皆様、本日は誠におめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。皆様には、受賞を契機に、研究をより具体的に、より実り多いものにしていただきたいと思います。そして、今後の研究成果が、本県教育も目標である「有徳の人づくり」に大きく寄与することを期待しております。

 さて、「有徳の人」とは、「自らの資質・能力を伸長し、個人として自立した人」、「多様な生き方や価値観を認め、人との関わり合いを大切にする人」、「社会の一員として、よりよい社会づくりに参画し、行動する人」です。

 静岡県は、ふじのくに「有徳の人」づくり大綱を平成28年2月に策定し、有徳の人づくりを進めておりますが、その重点取組の1つである「教職員及び高校生の国際化の推進」につきましては、「はごろも教育研究奨励会」様から多大なる御寄附をいただき、現在、「グローバル人材育成事業」を実施しております。

 その事業の1つで、「アメリカに短期留学」した県立高校2年生の言葉を紹介します。「私が積極的になれたのは今回の事業のおかげだと思う。支援してくださった県民の皆様に感謝し、もっと積極的に地域コミュニティに参加したいと思うようになりました。いつかもっと英語を使えるようになって、県と世界をより密接に繋ぐことができるようになりたい。そのためにも、大学への受験勉強を頑張り、夢に一歩一歩近付いていきたい。」

 このように夢の実現に向けて、熱い思いが伝わってきます。先生方にとって、生徒の夢の実現を応援できる喜びは教育活動の原動力になっているのではないでしょうか。

 さて、私は毎年、教育委員会のスローガンを定めています。一昨年度は「『ほめて』育てる」、昨年度は「『らしく』生きる」。そして、今年度は、「進もう 夢に向かって!考えよう友を、家族を」と定めました。先生方御自身が夢に向かうとともに、生徒の夢の実現を大いに応援していただきたいと思います。そして、その夢に向かう時、友や家族のことを思い浮かべ、その存在に感謝するとともに、関わっているすべての人が幸せになる社会を作り出して欲しいと考えています。

 結びに当たり、後藤理事長様をはじめ、関係の皆様方の御厚意と御尽力に対しまして、重ねて感謝を申し上げますとともに、「はごろも教育研究奨励会」様の益々の御発展と本日お集まりの皆様の御活躍を祈念いたしまして、私からのお礼とお祝いの言葉といたします。

 皆様、本日は、誠におめでとうございます。

 

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