令和3年度第36回奨励賞 受賞 お祝いメッセージ 理事長 後藤康雄 

第36回はごろも教育研究奨励賞受賞の学校並びに教職員の皆様、ご受賞誠におめでとうございます。教育兼研究に対する皆様の情熱と優れた研究実績にあらためて敬意を表します。オミクロン株の急激な拡大により、授与式は中止いたしましたが、代わって、学校賞・グループ賞・個人賞の皆様には、財団事務局から賞状と目録をお届けいたしました。皆様には、こうした状況にご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。コロナ禍も本年春で丸2年となりますが、皆様と一緒にこの困難を乗り越えて参りたいと存じます。

 さて今日、教育界は大きな転換期を迎えています。令和2年度から小学校で、令和3年度からは中学校で新学習指導要領が完全実施されました。「主体的・対話的で深い学び」に向けた授業改善や、新たに加わった「英語」、「道徳」の教科化への対応、また、GIGAスクール構想によるグローバル人材の育成等、学校では新たな取組が実践されています。今回の受賞研究の中にも、こうした新たな課題に対する研究成果が見受けられ、先生方のご尽力に静岡県の教育を頼もしく感じさせていただきました。

 結びに、当財団が教育研究の奨励はもとより、教育課題に取り組まれる皆様方へ微力ではありますが、継続的に支援させていただくことをお伝えするとともに、皆様方には、今後の静岡県の教育を未来志向の意識で高めていただくことをお願い申し上げ、お祝いの言葉といたします。

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