令和3年度第36回奨励賞 祝辞 静岡県教育委員会教育長 木苗 直秀

 令和3年度第36回はごろも教育研究奨励賞を受賞されました皆様、誠におめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、本年度の授与式が中止となりましたことを大変残念に思います。

 公益財団法人はごろも教育研究奨励会様には、「静岡県の教育研究の高揚と充実を図り、青少年の健全育成に寄与する」という崇高な理念のもと、これまで、本研究奨励賞を始めとして、「はごろも教育研究助成賞」や「はごろも『夢』講演会」、「教職員海外交流支援派遣事業」等、本県の教育振興に対しまして多大なる御支援をいただいておりますことに、厚く御礼申し上げます。

 さて、今回、はごろも教育研究奨励賞を受賞されました皆様におかれましては、コロナ禍において、感染症対策や学校行事の調整など、様々な対応に多忙を極める中で、本県の未来を担う子どもたちのため、強い使命感と情熱を持って教育活動を実践されていることに深く感謝申し上げます。また、多くの制約がある状況においても、真摯に教育、研究に取り組まれている皆様の姿勢に敬意を表します。

 中央教育審議会から答申された「令和の日本型学校教育」では、予測困難な時代において、一人一人の児童生徒が、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることが必要とされています。

 本県においても、大きく変化する社会環境の中、子どもたち一人一人の夢を実現させる「生きる力」の育成に向け、創造性、多様性、自立性などを積極的に育む教育の推進、未来を切り拓く多様な人材の育成、子どもと向き合うための環境整備に取り組んでおります。

 今回、学校賞、グループ賞、個人賞を受賞されました皆様の研究においても、「個に応じた指導」、「主体的・対話的で深い学び」、「ICTの活用」などをテーマに取り組まれたものが多く、いずれも静岡県全体の教育への貢献が期待されるものであります。この受賞を機に、さらに研究を深められ、”ふじのくに”における教育の基本理念であります「有徳の人」の育成に大いに寄与されるものと確信しております。

 結びに当たり、後藤康雄理事長様を始めとして、関係の皆様方の御厚意と御尽力に改めて感謝申し上げますとともに、はごろも教育研究奨励会様の益々の御発展と皆様の御活躍を祈念いたしまして、祝辞とさせていただきます。

静岡県教育委員会教育長 木苗 直秀

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