令和4年度第37回はごろも教育研究奨励賞授与式

 令和5年2月16日(木)ホテルグランヒルズ静岡にて第37回奨励賞授与式が開催されました。

 はじめに、当財団後藤康雄理事長より、「受賞された論文には、新学習指導要領の全面実施及び、ICTの活用やGIGAスクール構想を円滑に進めるための研究、グローバルな人材育成を目指して児童生徒と向き合い、その実践を入念に考察される研究など、児童生徒一人一人の資質・能力を伸ばせるように導く研究が数多く見られました。教職員の皆様方が、今回の奨励賞の受賞をステップにされ、将来を担うことのできるグローバルな人材の育成と、持続可能な社会の構築を図れる人材の育成を目指した教育活動に励まれることに期待を寄せると同時に、財団の事業が未来の学校教育活動の充実に向けて、お役に立てればと願っております」と挨拶がありました。

 次に、赤堀文宣選考委員長より、選考過程については、「厳正に審査をした結果、受賞候補として、学校賞、グループ賞、個人賞の3部門において、高等学校8件、特別支援学校7件、幼稚園・こども園2件、小学校38件、中学校22件、合計77件を選考し、これを後藤康雄理事長に報告し、決定に至った」と説明があり、さらに学校種別の特徴についても報告がありました。

 続いて、池上重弘県教育長より、「地域と連携した学習の推進、ICT活用やコミュニケーション能力の向上を切り口とした、主体的な学びの育成に向けた研究、共生社会を見据えた特別支援教育の推進、といった今日的な課題に迫った研究が多数あったとのことで、今回受賞となりました77の学校・教職員の皆様の研究は、この中でもとりわけ他校への波及や、静岡県全体の教育への貢献が期待されるものばかりであると感じてります」と祝辞がありました。

 最後に受賞者を代表して静岡市立川原小学校・寺尾祥訓校長より、「今回、はごろも教育研究奨励賞に応募した各校、各教職員は、教育の専門家としての力量を高めるために、研究と修養を重ね、日頃の実践を論文としてまとめましたが、これからも園児・児童・生徒の輝く未来のために、真摯に教育活動に取り組んでまいります」とお礼の言葉が述べられました。

  • 後藤康雄理事長挨拶

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