財団設立35周年記念事業1「教職員にマスクの提供」

 当財団では、令和2年度財団設立35周年記念事業として、県内国公私立の幼稚園(幼保連携型こども園を含む)、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校に勤務する教職員に1人当たり50枚のマスクを提供し、コロナ禍により日々の教育活動で様々な対応をされている教職員の方々の安全・安心の向上を図り、元気を出していただく支援活動を実施することに致しました。

 対象となる教職員は、約38,000人。提供する数量は190万枚です。これに先立って、令和2年7月2日(木)静岡県教育委員会教育長室にて、後藤康雄理事長より木苗直秀教育長に目録が贈呈されました。

 後藤理事長から「静岡県教育委員会をはじめ、皆様のご支援・ご協力のお陰で、当財団は設立35周年を迎えることができました。誠にありがとうございます。記念事業を実施するにあたり、財団の設立趣旨に沿った支援を検討してまいりましたが、コロナ禍の影響により、県内の学校、幼稚園・こども園において教職員の皆様が、その対応にご苦労されている現状を思い、少しでもお力になればと考えました。教育の現場では、さまざまな場面で、コロナウイルスの感染拡大防止策が求められております。中でもマスクの着用は重要な対策の一つであると考え、『いま、教職員に元気を!』を合言葉に『県内全ての教職員お一人に50枚のマスクの提供』の支援活動を計画致しました。計画当初はマスクの品不足が続いており、一度はあきらめかけましたが、当財団を支えていただいている方々のお力添え、また、アドバイスを得て、マスクを確保することができました。決して十分ではありませんが、少しでも教職員の方々に、ご活用いただければ幸いでございます。」と挨拶がありました。

 続いて、木苗教育長より「県教育委員会を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。新型コロナウイルス感染拡大の影響によりまして、長い間休校となっておりましたが、県立学校では5月25日から、ようやく再開することができました。しかしながら、完全に収束しておらず、学校生活を送りながら、いかに感染を防止するかが課題となっております。政府の提唱する新しい生活様式を実施するためにはマスクは必須アイテムのひとつであり、教職員も元気に子どもたちと接することができ、大変嬉しく思っております。」とお礼の言葉が述べられ、後藤理事長に感謝状が授与されました。

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