財団設立35周年記念事業2「ICT設備の整備」

「つなげよう静岡の未来へ!広げようICTの輪 教育への思いを確かな形に」県内3教育センター・静岡県私学協会へのICT設備の整備

ICT(Information and Communication Technology)教育は、教育現場で活用される情報通信技術であり、先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れることなどを盛り込んだ新たな社会(Society5.0)の実現に必要な技術を構成しています。

 学習指導要領には、教師がコンピューターや情報通信ネットワークなどの「これらの情報手段に加え視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること」の記述が盛り込まれるなど、児童生徒の学習指導でのICT活用の重要性が唱えられています。

 現在、静岡県及び政令市(静岡市・浜松市)では、教育センターなどにおいて教職員の研修を実施していますが、今後、加速化するICT社会を生きる児童生徒を指導する教職員のためにICT設備の整備事業を行います。

《事業の概要》
対象とする教育委員会(機関等)
静岡県教育委員会・静岡県総合教育センター/静岡市教育委員会・静岡市教育センター/浜松市教育委員会・浜松市教育センター/静岡県私学協会事務局

《事業の内容》
教育環境・教職員研修用ICT機器等/サーモグラフィシステム・ウェブカメラ・動画作成・編集機器・タブレットパソコン・オンライン接続システム等

《事業の予算》
総額 45,000,000円
静岡県総合教育センター 20,000,000円
静岡市教育センター   10,000,000円
浜松市教育センター   10,000,000円
静岡県私学協会事務局    5,000,000円

《その他》
整備は令和2年度(令和3年2月末まで)に完了する。

 

 

【目録贈呈式】

令和3年2月12日(金)ホテルグランヒルズ静岡にて目録贈呈式が行われた。

出席者の紹介の後、後藤康雄理事長より寄付の目録贈呈が行われ、後藤理事長より「本年度から小学校で施行されている学習指導要領では、教師がコンピュータが情報通信ネットワーク等の適切な活用を図ることが盛り込まれ、児童・生徒の学習指導でのICT活用の重要性が唱えられております。一方で、県や市町においては、教育センター等で公立学校の教職員研修を実施し、又、私立学校においてもICT活用の充実を目指しておられます。今後も教職員の方々が、加速化するICT社会の進行に対応して研鑽(けんさん)され、その成果を児童・生徒の確かな力につなげていただけますよう、ご期待いたしております」と挨拶があった。

木苗直秀静岡県教育長、赤堀文宣静岡市教育長、花井和徳浜松市教育長、長谷川了静岡県私学協会長から御礼の言葉が述べられた後、木苗教育長より後藤理事長に感謝状が授与された。

 

 

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