祝辞 静岡県教育委員会 教育長 木苗 直秀

令和元年度第19回はごろも教育研究助成賞授与式にあたりまして、一言お礼とお祝いを申し上げます。

 

 公益財団法人「はごろも教育研究奨励会」様には、「静岡県の教育研究の高揚と充実を図り、青少年の健全育成に寄与する」という崇高な理念のもと、本県の教育振興に対しまして多大なる御支援をいただき、感謝申し上げます。これまで、本教育助成賞をはじめとして、「はごろも『夢』講演会」や「教職員の海外交流支援派遣事業」さらには、「食育支援事業」「施設等拡充支援事業」等、本県の教育を土台から支えてくださっておりますことに、厚く御礼申し上げます。

 

 さて、本日、はごろも教育研究助成賞を授与されました皆様、誠におめでとうございます。心からお祝い申し上げます。皆様方におかれましては、日頃より”ふじのくに”の未来を担う子どもたちに「共に生き抜く力」を身に付けさせるため、教育への強い使命感と情熱を持って実践され、また研究に取り組んでいただいているものと存じます。深く感謝申し上げます。本年度は、教育団体、幼稚園、小学校、中学校、高校より60件の応募がありました。小中一貫教育や情報活用能力の育成など、新学習指導要領改定の趣旨を踏まえ、それぞれの学校や地域の特徴を生かした研究や喫緊の課題を解決するための研究が多くありました。今回受賞された47の教育団体、幼稚園、小学校、中学校、高校の皆様の研究は、いずれも他校への波及効果が高く、静岡県全体の教育への貢献が期待されるものであります。この受賞を機に、さらに研究を深められ、”ふじのくに”における教育の基本理念でもあります「有徳の人」の育成に大いに寄与されるものと信じております。

 

 結びに当たり、後藤康雄理事長様をはじめとして、関係の皆様方の御厚意と御尽力に改めて感謝を申し上げますとともに、「はごろも教育研究奨励会」様の益々の御発展と本日御列席の皆様の御活躍を祈念いたしまして、祝辞とさせていただきます。

 

本日は、誠におめでとうございます。