令和2年度第20回はごろも教育研究助成賞 受賞謝辞

生徒の「自分探し」「夢実現」を温かく育む天中キャリア教育の推進
~自分らしさが輝くアクティブラーニングと自分らしさが認められるインクルーシブ教育を通して~
浜松市立天竜中学校 校長 鈴木 康一

 

 令和2年度は小学校新学習指導要領の完全実施。移行期間にある中学校は次年度完全実施となる教育改革の大きな節目の年であります。浜松市では、現行教育総合計画後期計画初年度を迎え、未来を創る「人づくり」に向け、「自分らしさを大切にする子供」等の育成を目指して、全校でキャリア教育を核とした人づくりを進めていこうと、市を挙げて大きな教育改革に臨もうとしている1年でもあります。

 本校は、昨年度から浜松市指定「キャリア教育実践モデル校」として研究を進めてきたところであり、助成をいただいた研究主題を、『生徒の「自分探し」「夢実現」を温かく育む天中キャリア教育の推進』~自分らしさが認められるインクルーシブ教育を通して~と致しました。これまで、本校では、「自分探し」と「夢実現」をキーワードに自分らしさが輝く学校づくりを進めてまいりました。

 また、通級指導教室と不登校生徒のための校内適応指導教室に加え、本年度から、特別(発達)支援学級・知的と自閉情緒1学級ずつを新設することになり、様々な課題を有する全ての生徒に、温かな居場所を提供し、一人一人の自分らしさが輝く環境を整備することができました。このような中、「自分らしさ」と「共生」をテーマに力強く研究を進めていきたいと考えています。なお、本校はもちろん、受賞したすべての学校が、これまで以上に研鑽を積み、その研究成果が他校の教育活動の参考になるよう努めることをお約束いたします。

 結びになりますが、この度は、財団設立35周年記念事業として、県内全教職員にマスクの提供をいただきました。各校の研究を支えるに留まらず、本県教育に奮闘する教職員に対する御支援、更には本県が掲げる「有徳の人づくり」や指定都市の教育支援のために御尽力くださる、はごろも教育研究奨励会の益々の御発展を祈念申し上げ、心からのお礼の言葉といたします。