令和元年度 第34回奨励賞授与式

祝辞

静岡県教育委員会 教育長 木苗 直秀

 

令和元年度第34回はごろも教育研究奨励賞の授与式にあたりまして、一言お礼と御礼を申し上げます。

 

奨励賞を受賞された皆様、本日は誠におめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。皆様は、学校現場で御多用な日々を過ごす中で、時間をみつけ、それぞれの目的に向かって、研究を重ねてこられました。
 研究内容の授業づくりやカリキュラム・マネジメント、小中一貫教育、働き方改革など今日的な課題への取組は、今後の学校運営や授業によい影響をもたらすことと思います。このたび、その成果が認められ、栄えある「はごろも教育奨励賞」を授与されましたことに、あらためて敬意を表します。

 

 さて、本年4月より小学校において、新学習指導要領が全面実施となり、その後、中学校、高等学校と年次進行で進められていきます。
 今回の学習指導要領においては、教育の目的及び目標の達成を目指しつつ、一人一人の幼児、児童、生徒が、将来、自分の個性や可能性を認識するとともに、多くの友達を価値のある存在として尊重し、多くの人々と協働しながら、社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となるための基礎力を培うことが求められています。

 

 これからの時代に求められる教育を実現するためには、よりよい学校教育を通してよりよい社会を創るという理念を共有していくことが重要となってきます。そのためには、必要な学習内容をどのように学び、どのように活用していくかが必要不可欠です。社会との連携及び協働により、その実現を図っていくためには、社会に開かれた教育課程の充実が望まれています。

 

 県教育委員会では、「ふじのくに『有徳の人』づくり大綱」に基づき、静岡県、日本、そして、世界の未来を拓く「才徳兼備」の人づくりを推進しております。子供たち一人一人が夢を実現できるよう、「文・武・芸」三道の鼎立を目指す教育の実現、未来を切り拓く多様な人材を育む教育の実現、そして、社会総がかりで取り組む教育の実現を推進しております。

 

 このたびの受賞を機に、研究された内容にさらに工夫を重ね、子どもたちが自ら課題に取り組み、解決していく力を育むことが大切です。皆様には、引き続き学び続ける教員として、本県の教育に寄与されることを強く期待しております。

 

 公益財団法人「はごろも教育研究奨励会」様には、助成賞及び奨励賞をはじめとして、「はごろも『夢』講演会」「教職員の海外交流支援派遣事業」「食育・施設等拡充・教育関連事業」等を通して、本県の教育を多面から支えていただいております。それらの心遣いに対し、心より敬意を表します。

 

 結びに、「はごろも教育研究奨励会」様の益々の御発展と本日お集まりの皆様の更なる御活躍を祈念いたしまして、私からのお礼とお祝いの言葉といたします。

 

 皆様、本日は、誠におめでとうございます。